【元コミュ障の不登校だった精神科医療従事者が綴る】        不登校/引きこもり復帰からの下克上ブログ

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丸一日何もせずにいてしまう状態から、毎日を充実に過ごせるようになる具体的な行動レシピ

【丸一日何もせずにいてしまう状態から、毎日を充実に過ごせるようになる具体的な行動レシピ】

やらなきゃいけないことは、わかってる。だけど今日も布団でごろごろと・・あ、1日が終わる。

そんなことの繰り返しで後悔しているあなたへ

 

こんにちは。こちら不登校復帰屋さんです。

 

本日の記事では

「丸一日何もせずにいてしまう状態から、毎日を充実に過ごせるようになる具体的な行動レシピ」について、解説していこうと思います。

 

当ブログでは、「不登校」の方を対象にして作成されていますが、これは不登校ではない方々全員に通じて起こりうることではないかと、筆者は考えています。

不登校を復帰した私でさえも、よくこのような状態に陥りそうになりますし、不登校ではない普通に学校生活を過ごしてきた私の友人でさえも、無意識にそのような状態になって「休日を無駄にしたぁ!」と嘆いてる方は多くいます。

今回はそんな「1日を有意義に過ごす為にはどのようにすればいいのか」という事を、解説していきたいと思います。是非、動かないといけないのに動けないやらなきゃいけないことがあるけど後回しにしてしまう、という方の、参考になればと思います。

 

 

                    ~目次~

 

  1. 今回の記事を読んで欲しい人
  2. 「やるべき事・やりたい事」を書き出す
  3. 心配事を捨てる
  4. 感情を置いて行く
  5. まとめ(自分にあった習慣を身につける)

 

1.今回の記事に読んでほしい人

 

📌 無気力状態から脱したいという方

📌 やるべき事はわかっているのに行動できない方

📌 1日を有意義に過ごしたい、無駄にしたくないという方

 

上記に当てはまる方は、是非この記事を参考にしていただきたいと思います。

2. 「やるべき事・やりたい事」を書き出す

まず初めに、何もせずに1日が終わると言っても、生きて活動をしているうちには、確実に「何か」はしています。ですが、「何もしていない、できなかった」と感じるのは「すべての行動が受け身的」であるからの場合だからです。

例を挙げますと

  • 動画
  • なんとなく開いたゲーム(やることはいつもと変わらない周回
  • 頼まれた家事の手伝い

   などなど・・

これらはほんの一部かと思いますが「主体的な動き」が無い行動は、「今日何もしなかったな・・」という思考に行きつきやすいです。

なので、まず「受け身的な行動」事態を回避するようにしなきゃいけません。

 

となると、

上記の事をすべて辞めればいいんですか?

と言われそうですがそうではありません。

大事なのは「私がこうしたいから、こうした」という「意思」です。

先程の状態も自分が嫌で行なっているわけでは無いと思います。

嫌ならそもそもやらないでしょうし、手伝いに関しては断ったりするという選択肢が(断りにくいと思いますが)思いついたりはすると思います。

ですが、ここで「何もしなかった」と感じてしまうのは、先程述べさせていただいたように、「受け身的」なことだからです。これを「私がやると決めたからやった」と意思を持って行動を行うとどうでしょうか。この時点で「何もしなかった」という事実がなくなり、1日に対する充実感を得ると思います。

それでは、そのようにする為にはどのように行動すればいいのか。それが

「書き出す」

という作業です。

これは紙に書くでも、携帯などのメモ機能に書き出すでも何でも構いません。大事なのは「自身で考えて書き出し、残す」と言うことです。

ここでのポイントは、やりたいこと、やるべきことで、やりたいことの方を気持ち多めに書き出すことです。割合で出すなら6:4でやりたいこと:やるべきこと、と言う具合です。

何故そのような理由かと言いますと、そもそも「やるべきこと」自体が受け身的要素が強いからです。〇〇しなければならない、は自身が考えついたものであっても、しなくてもいいならしたくない。と言うものが大半だと思います。なので、簡単なことでもいいので「やりたいこと」を多く書く事をお勧めします。

そしてここでの注意点なのですが、やるべき事・やりたい事リストを作り終えた後、それに従い1日を過ごすかと思います。

そして1日を終えた後にリストを見返して出来なかったこと、が出てくることがあると思います。それを「出来なかったぁぁ(泣)」と後悔する必要は無いと言うことです。

期限が決まっているものが出来なかったと嘆いてしまうのは仕方ありませんが、それ以外に関しては、気にすることはありません。ここで目を向けて欲しいのは「一日決めたことをやり遂げた」と言う事実です。出来なかったことは、また次の日のやることリストに回せばいいのです。

リストを書き出す、と言うことは、その1日に目標を与えると言うことです。

最初は簡単なもの、今の自分ができることから

(例:外に出て10分散歩する、ゲームを◯時から◯時まで、夜は新しい〇〇を見てみる、等々)

でいいので、少しずつできる事を増やしていく、と言う感覚で行ってみてください。

 

3.心配事を捨てる

「心配事」と言うのは、抱えているだけで無駄に時間と気力が奪われてしまいます。

この心配事があって動けずに1日を終えるという方は多いのでは無いでしょうか。

 ですが「心配事」というのは大抵、気にしても意味がないものです。なぜなら、それはまだ起こっていない未来のことであり、どうなるかなんていうのは誰にもわからないからです。

 

不安で悩んでいる時間というのは何も生み出さず、ただ時間と気力が奪われていきます。

このような不安を払拭できるのは解決のための具体的な行動だけです。

 

その為には、まず心配事の根源である「不安」の元をしっかりと理解する必要があります。

例えば、明日、大勢の人前で話すかもしれないけど、上手く話せなかったらどうしよう。という心配しているとします。これに関しては「上手く話せなかったらどうしよう」というものが

不安の元ですので、次のような具体的な行動を起こすとします。

 

・とにかく練習(イメトレ)

・身振り手振りで身体を使う

・大勢ではなく一人の誰かに相手をしてもらい慣れる

 

などなど・・

 

このように行動すれば、不安は自信へと変わり、「これだけやったんだから」といい意味で割り切れるようになります。

ここまで行動を行えば、心配事は消える上に、1日を怠惰に過ごすことなく、自身の成長に繋げる事ができます。

4.感情を置いていく

 上記の事を言われても、それでも動けない。ダラダラと過ごしてしまう・・という方は「考えない」という事が最終手段になるかと思います。

考えない、というのは「心配事を考える上での負の感情を感じない」という状態です。

 

ある芸能人が言った有名になっている言葉があります。

 

「ネガティブを潰すのはポジティブではない、没頭だ」

 

ネガティブな事は、暇な時にやってくる。やばいと感じた時には趣味でも家事でも何かに対して取り組み始めるといいと、この方は仰っています。

 

色々と考えすぎて動けなくなっている時は「暇」な状態なのです。その状態から抜け出すためにはまず、自分が集中できるものに何でもいいので、まず何も考えずに取り組み始める。といいと思います。

 

頭で考えるよりも、体をまず動かす。です。

 

 

 

 

それだけを行なって1日を終えた場合、「〇〇は全部できたけど、やりたいことはできなかったな・・」と言う風にまた違うことで悩んでしまうかと思います。やり終えた事による達成感や開放感で前向きになれれば、それに越したことはないのですが、だとしてもそれだけで1日を終えるのは

 

5.まとめ(自分に合った習慣を見つける)

ここまで「何もせずに過ごしてしまう」ということに対して、打開策を数例ご紹介させていただきました。しかし、自身がその状態から抜け出す為には、やはり自身に合った習慣を確率させることが大事になってきます。

なので、そのような状態になった時に行う「マイルール」を決めておくといいかも知れませんね。

何もやる気が起きない、ただただ時間を浪費してしまってる気がする・・と感じたら「よし、やるべき事を書きだそう」「ちょっとベランダに出てみよう」「今考えてることは一回置いといて、とにかく自分の好きな〇〇を始めよう」と、何かしらのアクションを起こすことから始めてみましょう。

 

この記事を見て、少しでも有意義な1日を過ごせるきっかけになったという方がいれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。